更新日:2019年03月10日
笠原俊一 総括質問
問 町長2期目の最終年の予算編成となる総括質問を行うが、過去2回の選挙公約で取り上げ、今回提案していない事業はあるか。
町長 給食センターが大変残念だが、もう一息と感じている。
問 今予算に未提案で、公約未実現の一つが給食センターのことと聞いた。
問 公共施設再整備事業の基本データ作成のため、「みんなの公共施設未来プロジェクト」を立ち上げ結論を出すのはいつなのか。
部長 行政組織内の情報共有を優先し、平成31年度に劣化状況調査、財政規模の把握。二次的な診断も2024年度に行う予定で明確な期限設定はない。
問 クリーンセンターの再整備を逗子市と広域処理とあわせ整備し、造成設計、施設解体のための土壌汚染調査を実施し稼働はいつからか。
部長 調査自体は31年度単年度で結果が出る。
問 容プラの処理を逗子で行う計画の積載車はイトーピアや葉桜を経由するが、中央道の延伸や料金所の無料化。また、特別許可の協議はどうなのか。
部長 容器包装プラスチックの広域化は32年、2020年から行う。本議会で議決後1年間かけ詳細は詰める。逗葉新道を通る案やイトーピアの住宅内を通る想定もあり最善の、最良の経路を検討する。
問 戸別収集や資源ステーションについて、さらなる町の環境施策向上に向け、町民の皆さんと意見交換を行う回数や期間を聞く。
部長 5年経過いたしました中で、住民の皆様の協力で円滑に進む一方、5年の経過から見えた課題について協議したい。例えば、資源ステーションにごみステーションと同じようにごみを置いていかれる方、観光に来られた方が置いていくというような課題。また、出される資源物の適不適が報告されることもある。
5年間で住民の皆さんの上手な熟れやその逆の慣れ。不十分な役場情報の伝達などさまざまなことを振り住民の皆様から御意見をいただきたい。
先行して、昨年12日の20日に上山口・木古庭でごみの分別や収集の部分に加えて、環境課で所管する合併浄化槽の普及に関するPRも兼ね、2課合同で会館において説明会を実施した。31年度は上山口・木古庭以外の地域でこうした説明会を広げたい。
5年間の振り返りと情報共有会ができればと思うが、会場や回数など具体的な計画が作成後には議会にお知らせする。会場の確保もこれからで明確な答えではないが、年内をめどに各町内会単位での説明会の開催計画を策定したい。
問 現町長の任期内の意見交換会と確認したいということでよろしいですね。
次に、図書館サービスの充実について、以前から図書館検討委員会、懇話会という中で、どのような意見や改正があれば教えていただきたい。
部長 図書館懇話は、平成10・11年の2年間にかけて懇話会を開催し、主に開館時間の見直しから7時まで延長した経緯がある。約10年経過後費用対効果や利用者数から、現在の6時閉館に戻した経緯がある。
問 葉山の実情に合った図書館が当然必要と思うが、建物や駐車場、蔵書の種類、開館の日数、開館時間、どの範囲まで協議していただくあり方検討委員会なのか。
部長 現在の想定は、蔵書の構成や読書環境、ITCの進展に伴う利用環境整備と読書環境などが検討項目と考えている。ハード面は公共施設のプロジェクトの中で全庁の課題と考え、ソフト面を中心としたあり方検討委員会を想定している。
町長 現段階で民営化は考えていない。
問 障害者移動支援を実情に合わせ高齢者向きに見直し、地域サロンへの送迎サービスの拡充を図るとあるが、この地域サロンへの送迎というイメージは個人送迎なのか、乗り合いの送迎なのか。また、地域サロンとは各老人会の会合とか、囲碁クラブ、麻雀、将棋、カラオケ、ダンス、テニス、ゲートボール、こういったものを指しているのか伺いしたい。
部長 地域サロンとは、町内に四十数カ所ある週1回以上皆さんが集まる場所で、要支援の認定者で、一部送迎の必要な方に対し送迎サービスを行う。既に行っているが31年度は、少しサロンの場所を増やす予定です。
問 今、仲野部長が答えたのは、要支援者という限定の高齢で要支援の方という理解ですか。私は、「現在の障害者移動支援を実情に合わせて高齢者向きに見直すとともに」と書いてあるので、障害者の移動支援や障害はないけれども高齢者対策の両方の意味合いととらえたのですがどうでしょう。
部長 この前文の「障害者移動支援を実情に合わせて高齢者向きに見直すとともに」というのは、今やっております社会福祉協議会に委託して、寝たきり障害者及び高齢者の方に無料送迎制度がある。その制度が29年度までの統計で高齢者の方が多い状況から見直し使いやすく、また要介護制度を使える基準はつくる。
使いかってや実情にそくした送迎と現在の地域サロンへの送迎と送迎の場所をもう少し箇所を増やした対応で、2つの事業が入っている。詳しくはまた委員会で説明する。
問 他自治体視察で高齢者が健康増進に外に出る機会を増やす施策を視察しました。高齢者の外出機会を増やす施策と思い質問をしました。
そこまでは至ってないということでよろしいですか答えください。
部長 以前視察されたオンデマンドバス等と違いますが、個別対応で、少しでも外出の機会を考えており、その皆様の視察で行かれたようなところまで大きなものではないが、個別の実情に合った対応に向け少しずつ始める。
問 葉山の実情だとか、非常に団地が多い。東伏見もバスは通らない、葉桜の中もバスは通らない。いろいろな実情を踏まえて、今後この高齢者にも温かい町、そうした記述も施政方針にありますので、1つでも2つでも先進的取り組みを参考にして進めていただきたい。次に指定緊急避難所の県立逗葉高校に防災倉庫の設置と防災備品の配備という記載で、葉桜、イトーピア地区の避難体制充実のためとあります。そこで、この避難者の想定人数だとか、何日分の食糧だとか、委員会での回答いいが大体の想定を聞きます。ここに書かれているだけでは全くわからない。
部長 想定人数につきましては、ただいま算出している。避難者の範囲は、ここの地域の方とお話ししながらで、逗子との調整もある。その辺はちょっと調整のお時間をいただくが、倉庫については一応3日分のもの、それからあと一般の資機材について設置するが、他の防災倉庫と同等のものを今検討している。
問 太田部長、それは答えになってないよ。3日分って10人で3日なのか、100人で3日なのかね、1,000人で3日なのか、全然わからん。だから一応想定は大体500人とか1,000人とか、そういう方々が緊急避難のときに集まって3日分の支援だよと言ってもらわないと、数がわからないのにそんな発言はないよ、部長。
部長 数につきましては試算しておりますので、申しわけないが、委員会の中で答えさせていただきます。よろしくお願いいたします。
問 初めに細かいところは委員会でお願いします。と先に言ってくれればしょうがないなと思うけど、3日分で普通のあるところの倉庫と同じだけですと言ったら、これを聞いている人は何もわからないよ。傍聴の町民と議場での配慮もよろしくお願いします。次に、危険なブロック塀撤去の補助金について、既に通学路や避難時、避難路に当たる危険個所は所有者に通告や通知していると思います。さらに広げる意味での補助枠の増額というふうに私は考えております。記載にある「一定の条件」というのは何でしょうか。
部長 当然今まで既存で生垣の条例の中でもブロック塀の撤去助成の費用もありました。今回は地震の関係等から、生垣設置を含まないブロック塀を撤去でも補助をする。条件的には、本来は違法なブロック塀を対象にするという疑問点もありながら、適法なものというのは意外とちゃんとできている、ある意味危険ではないというところもありまして、ちょっと曖昧な部分もある中で暫定的に今、予算は計上させていただき具体的な要綱を今詳細に詰めている。
問 31年度神奈川県の財政問題が当然本町にも影響されてくると思う。町事業に多大な影響を及ぼす恐れがあるが、やはり相談をする機会が増える県議とのコミュニケーションをよくとっていただきたい。山梨町長は非常に懇意にしていると思うが、もう少し積極的なアプローチをしてはいかがか。
町長 県議へのアプローチをして県政にという考え方もあり、直接的に県行政、また県のですね、県議会としての要望を受け付ける機会もある。多様なチャネルを活用して県を頼るといいますか、必要に応じて依頼をしていくような関係を保っていきたいというふうに思っています。
問 事業の推進イコール住民の生活を支える役場として「学び合い」を合い言葉としてね、町役場での縦横の連携や組織強化に力を入れるとしております。非常に大切なことだと私は理解しておりまして、この、今のことも県との「学び合い」というか、コミュニケーションですよね。葉山のことを理解していただく。そういったことにも力を注いでいく。
事業を進めていくうえで、町長一人ではなくコミュニケーションがとれる副町長を今年は置くおつもりがあると予算書から思いましたが、いかがお考えでしょうか。
町長 今、いい方が、先ほども申し上げましたけども、行政にとって有益な方、葉山町行政にとって有益な方がいらっしゃれば随時という気持ちでございます。