更新日:2022年10月05日
くれたけの鐘とベンチ2基寄贈
令和4年3月27日葉山町長柄の阿部倉山にくれたけの鐘を寄贈した。逗子市と葉山町の二つの自治体に我逗子葉山ライオンズクラブは所在します。鎌倉市と横須賀市に挟まれ、海と山の自然豊かな街で、東京、横浜にも通勤圏内に位置しています。そして、古くから別荘地としても有名で、海水浴やバードウォッチング、ハイキング客など年間を通して自然と触れ合うことのできる街として観光客の多い街でもあります。
葉山町の面積の約6割から7割が里山であり、大手企業の所有する山が多く、近郊緑地保全指定もされています。
また、現在では林業者もなく里山保全が進んでいません。ハイキングや山歩き愛好者の増加もある中、地元の農家だけでは里山保全が進まない中で、山林整備や保全活動を行う団体が6年ほど前に生まれました。豊かな海を作り鳥獣から農作物を守るためには、荒れた山の環境整備が必要。杉の間伐や竹藪整備、桜や紅葉の植樹など県職員の指導も受け、里山所有地主を中心にして阿部倉山保全の会が生まれました。
当クラブも趣旨に賛同し、紅葉や蝋梅、桜の苗木の植樹に過去2回協力し、クラブ55周年の記念として、正面に富士山を見ることのできる(保全会命名の冨士見テラス)にランドマークとしての鐘(くれたけの鐘)を寄贈しました。
余談としてこの鐘は、過去地域消防団の半鐘として使われていたもので、地元の守りになることから神社より頂いたものです。また同時に杉の木、丸太と杉板をいただきベンチを作成しました。長柄のバス停2か所に(鎮守の森の杉の子ベンチ)設置し喜ばれています