更新日:2018年04月23日
静岡県湖西市視察報告 笠原俊一
30年2月9日(金)湖西市の食育推進計画や特色ある学校給食等について視察をした。
湖西市では、平成17年7月施行の食育基本法に基づき、平成22年3月に湖西市食育推進計画が策定され、平成26年が5年の計画期間終了に当たることから、社会情勢や環境の変化に対応した新たな計画の策定に向け、検討が始まり28年度から32年度までの5年間の計画が策定された。
会議の冒頭には二橋議長歓迎のあいさつから始まり、栄養士の白井さんと健康増進課長の和久田さんから説明を受けた。
計画の第4章の1に食育推進のための連携体制
教育機関(保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校)
関係機関(生産者・医療機関・JA・商工会・福祉関係団体など)
地域(自治会連合会・地域福祉会・保健推進委員会健康づくり食生活協議会・
公民館利用者・老人クラブ・ボランティア・NPOなど
家庭と行政の5つの組織が相互に協力し合い、あらゆる機会場所を利用して積極的に食育を推進し、同時に食育を地域に根付かせる取り組みを進める。
湖西市での取り組みが、官民総出の取り組みであることや、小学校や中学校生徒の給食に食材利用が魚や肉、野菜など地場産品の利用度が高いこと献立に生徒からのリクエストに栄養士が工夫をプラスして提供していることなどが説明された。
感想として、市民の健康管理の基本が食であり、健康な市民生活の基本となる食に関する計画推進の必要性。また湖西市が全市的な取り組みとして位置付けている計画であると理解した。