9月定例議会 一般質問

第四次総合計画に向けた町長の決意と選挙時マニフェストとの関連

町長選挙の公約の実現に向けた取り組みと、第四次葉山町総合計画前期への具体的な取り組みを伺うため、6項目に分けて質問をさせていただきます。

さて、平成27年4月、来年の4月より、第四次葉山町総合計画は10年間の基本構想、6年間の前期基本計画及び実施計画3年間がスタートする予定となっております。さらに、山梨町長にとっては任期の最終年度となり、一応の締めくくりの年度となります。さて、選挙の際、町内各所で、有権者はもちろん、子供たちに向かって、御自分の夢と具体的施策を訴えていた姿を思い出されます。そこで今回、その折にお配りになられた公約の冊子に記載された内容で、本年度まで実現できてない課題は来年度からの総合計画に盛り込まれるのではないかと考えておりますので伺います。また、社会、経済、環境や、住民からのさまざまな要望や議会からの提案等による変更もあると思いますが、質問事項により順次伺ってまいりますので、具体的で誠実な御答弁をお願いしたいと思います。

1番の1つ目として、総合計画にない事業は行わない、この意気込みを伺います。計画策定の基本姿勢を伺いますが、安全確保や防災上、やむを得ず緊急対応として補正事業は別として、十分な検討過程を経た総合計画に基づく事業執行が好ましいと考えております。そこで、当初予算にない事業が年度途中の補正対応として見受けられておりますが、総合計画成立後はこの方針を貫いていかないと真剣な事業計画の作成にはならず、支障が出ると思いますので、伺っておきます。

2番目として、第四次葉山町総合計画前期に具体的施策として取り上げた課題は何なのか。また、取り上げなかった課題とその理由について伺っておきます。選挙公約の中の課題で明確にお示し願いたいと思いますが、総合計画前期分6年間のうち、できれば実施計画が、3年・3年の前期・後期となっていることから、どちらに取り入れていくのか伺っておきます。

3番目、4番目の質問と連動した質問になりますが、理解をしやすくするために、あえて項目を分けさせていただきました。例年は決算議会とも言われる、現在会期中のこの本定例会が終わると次年度の予算査定が始まりますが、今回も同様なんでしょうか、伺います。次年度の総合計画の具体的取り組み、単位施策という記載で載っておりますが、そのうち投資的経費に当たる分野の指示はいつごろ出されるのか伺います。

4番目として、現在本町では企画課を中心にした全庁の職員、住民参加の総合計画審議会や議会の特別委員会ともども、最上位計画である総合計画の作成作業を進めております。担当課としては11月に議案を上程し、12月議会には可決・成立をすることを望んでいられるようですが、また、3年間の実施計画の初年度が27年度、来年、新年度予算対象の事業となるわけであります。選挙公約に掲げ、いまだ実行されてない事業については、財政の裏づけは当然のことですが、新年度事業、あるいは3年間の実施計画に盛り込むべき、早急に指示を出さなければ現状を変えることはできず、総合計画にない事業はしない、この基本姿勢が崩れることになるのではないかと心配をしてお伺いをいたします。

5番目に、町長選挙公約の中に、安全・安心な暮らしを守ります、想定を超えた想定を、安全と安心は行政の最優先課題とあります。そこで、具体的災害時の情報力強化、聞こえない、知らなかったのための解消の手動発電ラジオライトは全戸配布されていないようですが、待ち望む町民に対してどのようにお答えになるつもりなのか、お伺いいたします。また、先ほども一部同僚議員の質問がありました、今夏想定外の豪雨による土砂災害が連日報道されていました。既に町長は先んじて想定を超えた想定を行政の最優先課題として訴えておりました。この広島市の実例を含めた対策を伺っておきます。

6番目に、葉山町には里山・里海という自然財産があり、自然と触れ合える町、同感であります。一次産業の活性化で人の流れをつくる、産業活性の根幹は人の流れ、同時に休日の演出役となる地場産業、商店会を応援します、休日を葉山で過ごそう、これらの具体施策は入っているのでしょうか、伺っておきます。自然を観光施策として農業・漁業・商業の地場産業を活性化することは自治体の貴重な税収増の施策でもありますが、同時に強力な行政のバックアップが必要となります。かつて21年度のプレミアム商品券発行は町の助成や販売を役場庁内で行うなど、消費者である町民や地元商工業にとって大きな反響と実績を上げ、町の経済に刺激を与えたことを記憶をしております。さて、28年度には南郷地域に道の駅的な施設が完成し、地元農産物や地元魚介類、あるいは地元産業の販売所が完成し、大いに活性化の進展が期待されるところであります。そこで、今回の質問事項は町の環境を生かした観光施策について質問し、また、要望をさせていただきます。

現在、葉山や三浦半島へ訪れる方々はマイカー利用が圧倒的ではないでしょうか。夏の海での海水浴を楽しみ、春や秋は里山のハイキング、真冬の相模湾のスナップ撮影、また、グルメ観光などなど、地元人の知らない楽しみ方を訪れる方々から逆に教えられることも多々あります。しかし、町内の道路幅員や駐車場の数と形態は多くのマイカーの来町に適しているとは全く思えません。また、先日は一色の駐車場で閉鎖時が早いというようなお言葉もいただきましたので、改善が必要と思いますが、いかがでしょうか。さらに、南郷公園も休園日や時間外にはロータリー付近に多くの駐車が見受けられます。この際、南郷公園駐車場、一色三ヶ下駐車場、木の下防災広場などなど、町有地の有料機械化、24時間利用や季節限定利用を検討してはいかがでしょうか。さらに、郊外型モータープールを完備として、南郷公園駐車場や長者ヶ崎等の町有地を駐車場として位置づけ、さらに貸し自転車があれば有効と思いますので、お伺いをいたします。

1回目の質問を終わります。よろしく御答弁をお願いいたします。

○議長( 金崎ひさ君 )答弁を行います。

○町長( 山梨崇仁君 )笠原俊一議員の御質問に順次お答えをさせていただきます。

町長選挙公約の実現に向けた取り組みと第四次総合計画(前期)への具体的な取り組みについて。1点目、総合計画にない事業はしない、この意気込みはあるかとのお尋ねですが、次期総合計画は基本構想・基本計画及び実施計画の3層構造により作成するもので、目指すべき町の将来像のために進行管理を行いながら、町民の方々が望まれる行政運営を推進するための指標となるものです。次期総合計画では実施計画に計画推進のための各種事業を掲載するとともに、町の財政計画と連動をさせてまいります。これにより、財源的な裏づけを明確にし、総合計画に記載の目標を達成することになります。総合計画に記載なき事業は実施する考えはございませんが、大規模な災害対策や町民の安全・安心確保のために必要な財源については、そのときの状況を踏まえ、議員の皆様と連携しながら予算措置を行う必要が生じる場面もあるかもしれません。

2点目の第四次総合計画…あ、失礼しました。2点目の第四次総合計画(前期)に具体的施策として取り上げた課題は何か、また、今回取り上げない課題があれば理由と内容を伺うとのお尋ねですが、基本計画つくり込みに際しては、まず第三次総合計画後期基本計画の振り返り作業を経て、次期計画へつなげるための作業を実施しております。各施策における現状と課題を抽出し、葉山の強みを伸ばし、弱みを改善するために次期総合計画は策定するものであり、政策課題を先送りにする考え方はございません。今後も議会総合計画特別委員会や総合計画審議会、また9月1日から30日までに実施いたしましたパブリックコメントからの御意見も参考にしながら、当町にふさわしい次期総合計画へ仕上げてまいりたいと考えております。

3点目の、例年は第3回定例会終了後から次年度予算査定となるが、投資的経費となる分野での総合計画の具体的取り組み(単位施策の指示)は今回はいつ行うのかとのお尋ねですが、先ほどの答弁のとおり、次期総合計画の実施計画は今後作成する財政計画と連動させることとしており、現在作成中の総合計画の進捗状況や内容を注視しながら、来年度の予算編成に臨みたいと考えております。なお、公共施設整備にかかる投資的経費につきましては、さきにお示しした公共施設白書のとおり、当町にとって大きな課題であると認識をしております。今後公共施設の長寿命化計画や再配置計画などを検討しながら、投資的経費については熟慮してまいりたいと考えております。

4点目、現在進行中の総合計画は12月に議会可決を目指しているが、実施計画の1年目の事業が27年度事業として予算の対象となると考えるがとのお尋ねですが、お尋ねのとおり、27年度を初年度とする次期総合計画ですので、27年度当初予算からの計画となります。先ほどの答弁のとおり、総合計画作成課の企画調整課と財政課との連携により、各施策を行う所管課とのヒアリングを実施しながら、総合計画実施計画に掲げる事業により予算編成を行い、町が目指す将来像に向け、着実に町政が推進するよう努めてまいります。

次に5点目、さらなる災害対策は、向上に向け、防災ラジオ配布や、最悪事態を予測して行動する上で、今夏の豪雨による土砂災害等を教訓とした対策はあるかとのお尋ねでございますが、大雨や土砂災害により予想される災害時には、迅速な避難を促すため、避難勧告等判断基準、伝達マニュアルにおいて明確に定めております。また、避難勧告に至る前の自主避難にかかる計画として、全町28団体の自主防災組織と協力体制を結び、町と協働でそれぞれ地域の町内会館等を避難所として開設することで了承を得ております。今夏、各地で起きました大規模な土砂災害等を踏まえまして、前述のマニュアル等を精査してまいりながら、町民の皆様へ正確に情報を伝達し、安全な避難行動を適切な判断と計画に準じて実施することが最も重要なことと考えております。また、防災ラジオの配布につきましては、防災無線放送が聞き取りにくいときに、湘南ビーチFMの協力で防災ラジオと類似した役割で割り込み放送を現在実施中でございます。そのほかにも、広報車による広報活動や防災情報メール、災害テレフォン案内等を利用した補完サービスの啓発に努めているところでございます。

次に6点目、自然を生かし、地域活性化を目指す施策を伺う(駐車場の確保と有料化、貸し自転車等による観光施策の強化、自然に触れ合える人の流れの促進について)とのお尋ねですが、自然を愛する一次産業分野の発展のための朝市の開催等、少しずつ進んできている状況と考えております。アクセスについては一般的には自動車等の利用が考えられるところですが、町民の住環境や当町の特性を生かした観光の視点を考慮すると、環境負荷の少ない手段を提案していくべきと考えております。

以上で1回目の答弁を終わります。

○議長( 金崎ひさ君 )再質問を行います。

○5番( 笠原俊一君 )今回の質問は山梨町長が選挙に当たりまして出されたものが中心です。それと、三浦半島の首長の中でのお話の中で、三浦半島全体が自転車で通行したらいいんじゃないかと、こういった発言もあった、そういったものを取り入れてます。私の今回取り上げたものは山梨町長がふだんの発言、私が聞き及んだ中でほとんど言われて、耳にした部分しか聞いてないつもりで言ってる、質問をさせていただいて、組み立てておるつもりです。

そんなことで、こういう施策が展開をされていくといいなということと、もう一つ心配しているのは、今回お話を、お答えをいただいたんですが、具体の答えがない。1番、2番、3番、4番とこう順番に私、質問するつもりはないんですけれども、例えば町民の皆さんはこういった冊子を町長からいただいて、あるいは町長を応援する方からいただいたときに見られてるんですね。ですから、私は具体にそれはやめたのかやるのか、そして総合計画がありますから、総合計画の何年度に入れますよというお答えがいただきたかったんですね。町長任期、先ほど言いましたように、初年度の来年が一応の任期です。その先のことは出られるのかもわかりませんし、選挙ですからどうなるかわかりません。盛り込むべきものは盛り込んだほうがいいんじゃないかな。できないことはできないと、はっきり言われたほうがいいんじゃないかな。ですから具体に、先ほどラジオライトですか、ライトつき防災ラジオですか、これについても、ほかのことは言われましたけども、この件は全戸配布しますと書かれてるんですね。「したい」じゃなくて「します」と書いてある。だから、それはどうなるんですかと具体に聞いた。今の話だと、FM放送等々のことは言ってましたけども、具体にそれは配りますと言ったものが配れないんだったら、申しわけない、こういうことで配れないことにしましたと、言い切ればいいんですね。26ページに「手動発電式ラジオライト全戸配布し」って書いてあるじゃないですか、ね。ビーチFMを有効に活用しますとこう、します、政治家の言葉というのは、ね、町のトップ、政治家でもあるわけですから、大事なんですね。ですから、こういう理由でこれはしません、かわりにこういうことができましたんでしませんと言えばいいんですよ。そういうことを聞きたい。だから、何もこれ全部できるわけじゃないんだから、ね、できるものとできないもの当然あります。だからそういうことを総合計画に、できる範囲と夢を与える、山梨さんが築いてきたこういったものをきちっと総合計画に盛り込んでもらいたい、町の施策として、一チャレンジャーとしてのじゃなくてね。それをこれに入れてほしかったんですね。ですから、具体に聞きたいんですよ、明確に。すべてのことは私やりません。特に、だから、町民生活に影響するというかね、町民が望んでる投資的な経費の部分、それについて幾つか具体にしてもらいたかったということです。総論を先に言わせていただきました。

そして一番初めの総合計画にない事業は行わない、今言っていただきました。全く同感でありますし、先ほど私が言いましたように、緊急発生のそういう、何ですか、災害だとかあるいは住民の要望、あるいは議会と協議して緊急にやらなきゃならないことについては出てきますよ、国の法律というものも何が出てくるかわかんない場合があります。上位法があればそれも対処しなければいけない。ただし、基本は総合計画にない事業はやらないんだと、やらなければ総合計画をつくる意義がない。そしてそのぐらいの強い信念がなければ一生懸命職員はつくりませんよ。ね、毎度毎度の、そういう失礼な言い方になりますけども、補正予算である程度のお金が見えてから補正予算対応、そんなことしたら首長要らなくなってしまう、ね。職員にきちっと、27年度から始まる総合計画をぴちっとつくり上げてく、そういう意気込みを後押ししてやらなかったらば企画課大変でしょう。単なる課長はね、部長も一生懸命やってるんでしょうけども、よその課に行って町全体の計画を練り上げるために苦労してるんだから。この総合計画にない事業は私は基本的にやりません。これは25年度に多治見の元市長が、西寺さんが来られたときに我々が勉強して、さすがだなと思った方が言った話です。このくらいの意気込みがないとだめなんですと言ってました。いかがでしょう。まず、もう一度ね。

○町長( 山梨崇仁君 )笠原議員の今の御指摘のとおりですね、基本構想及び基本計画、総合計画と呼ばれるものにつきまして、記載されているものについて着実に実施をしていくといった、ポジティブに考えるものだというふうに認識をしております。また一方でですね、補正予算につきましては記載されているものにつきましてタイミングがですね、年度の途中で来ることもあります。そのタイミングを逃しますと、またさらにおくれてしまうということも場合によっては考えられますので、そういったものにつきましては議員の皆様の御理解をいただきながら、補正予算も有効に活用していきたいと、その目的は総合計画の達成のためにあるというふうに、これからは仕組み立てていきたいというふうに思っております。

○5番( 笠原俊一君 )為政者というのはかなり強烈な意志を持たないと、ね、以前の、何回も…何代も私は首長さん知ってますけどね、ふだんは本当につらいと言ってますよ。最後になってしまうとオンリーワンだと。自分の中できちっとしたものを持ってないと、やっぱりトップというのはいろんな人たちとの、ましてや山梨町長は非常に若いですから、そうした年齢だとかそういったものを超えながら、やっぱり理想と、ね、住民の圧倒的な後押しがあってなったわけですから、そのぐらいの信念ぴちっと持ちながらやってかないと、最後の年、それも一番大事な総合計画、最上位に位置している計画をつくるんですよ、これから。そのぐらいの意気込みでやっていただきたい。お願いします。

2番目についても、同様なことからの関連で質問をしていったわけですけれども、先ほど答弁であなたはこのマニフェストにあるものを先送りをするつもりはないというふうに答えたように私は記憶して、メモ、ぱっととったんですけども、そういうつもりで、すべてとは言いませんけども、できないものはできないとか言っていただければよかったんですけども、すべてのことについてやっていくんだというようなことで確認をしておきます。今回これはもう相当な数ありますから。もう一つね、私のほうは、できないものはこういった理由でできません、もう既にこの件は完了しました。議員に対して、一般質問に対して、対応中、対応せず、検討中、そういう答えをしてますからね、住民に対してもやるべきじゃないかな。ましてや、町長は公の席上というのは、ここが公の席上でもあるわけですから、住民に対する発言のね。その中で、この件については申しわけないけども今回の総合計画には入れません、総合計画に入れないということはやりませんということですよね、イコール。そういう発言をしていただければ、このいただいた方は理解をするかもしれません、また怒るかもしれません。でも、明快にできるできない、やるやらないというものが明快にされるんではないかなと思ってここに取り上げをさせていただきましたけども、先ほど先送りをするつもりはないというようなお言葉をいただいたんで、ちょっと確認だけさせていただきます。

○町長( 山梨崇仁君 )先ほど先送りをするものではないというふうに申し上げたことにつきましては、第三次総合計画の後期基本計画の振り返りをしておりまして、そこで残った政策課題につきまして現状と課題の抽出を行いまして、葉山の強みと弱みの…強みを伸ばし、弱みを改善する、そのための政策設定を行いたいというふうに申し上げました中で、そこで出てきた政策課題を先送りするつもりはないというふうに申し上げました。確かに御指摘のとおり、私のマニフェストについてですね、織り込んでいくことも当然のことですので、そういう意味では総合計画の先送りというものは私にとってマニフェストの先送りにも値すると考えておりますので、それについては先送りしてはいけないというふうに私も考えてございます。ただ、一方でですね、具体的に状況的に難しくなったものもありますし、また現在進行中のものもございます。例えば具体的に午前中もお話がありましたけども、市町村型の合併浄化槽の推進によってということを手段として明記してございますけども、それは私も実際によく内容を精査した結果、大変ハードルが高いということで、現状は諦めているところもございます。また一方で、笠原議員御指摘のラジオの件につきましても、手動型の発電…手動型のラジオも大変効果的だとは思うんですが、その後、ビーチFMさんのほうからですね、自動で立ち上がるラジオについてどうかという検討をいただいておりますし、また、他の放送局さんからもさまざまな提案いただいておりますので、町民の皆様にとって最も有効なものは何かというものを、今まさに精査をしてる最中でございます。一方で、防災行政無線も新しくなりましたことで、聞こえる、聞こえないにつきましても改めてですね、確認をしていかなければならないと思っておりますけども、現状では各町内会を通じて、この防災行政無線の補完機能について、これからどのように対応すべきなのかについてをもう一度改めて検討をしていきたいという現状にございます。ですから、あくまでですね、その他の件についても多々あるんですけども、私としてはやる方向で今進めているもの、御指摘のように検討中のものであったりとか、完了したもの、もしくは現実難しくなったものもありますので、そういったものにつきましては再度総合計画のまとめの際にですね、私としましても個人のマニフェストとして掲げたものですから、それをしっかり精査をしてお示しをしていきたいというふうに思っております。

○5番( 笠原俊一君 )そうしますと、今言われたように、私が発言をしたような形でといいますかね、自分がマニフェストに掲げ、できるものとできないもの、明確に総合計画にできるものについては織り込むということですから。ただ、町長の任期がございますんでね、どこで出すのか、総合計画基本構想・基本計画・実施計画、実施計画は3年間、ね、3年間が前期で、後期も3年間。ですから、そこら辺まではタイムリミットかなと思うんですよね。その後の4年間というところまでは引っ張らないと思いますけども、3年間、3年間の中に落とし込む。最低限初めの3年間の実施計画は書類として出てくるでしょうから、そこにないものについてはどうかなというふうに私は思います。初めの前期の6年間の基本計画の中にそういった、個のものを書く必要はないかもしれませんけれども、個のものに当たっては実施計画があります。その3年間の中に多くのものが書かれてくるというように理解をしたいと私は思いますので、ぜひそこら辺はきちっとさせていってください。それでなければ、やはり先ほど言ったように、つくっている課、職員が何のためにやっているのかということになりませんし、町の最上位、指針ですからね、そのつもりでお願いをいたしたいと思います。

さて、その次に、この、先ほどこれは3番、4番なんですけども、当然この予算の議会が終わると次年度の予算査定ということですから、入ってくるわけですけども、その予算査定というのが私よくわかんないんですけども、よく事業の、事業に対するものは財政的な裏づけ、要するにその根拠があって初めてものが成り立つというふうに理解をしてるんですね。財政的な裏打ち。ですから、監査等でやっているとそういったものの、予算の積み上げというんですかね、それが逆算をしていきますとこういう事業をするためにはこういう予算が必要。ですから、町長の指示が早く、これとこれは入れてくれよとやらないと予算査定ができないんじゃないかと思うんですよね。もう既にこの件については…マニフェストのことを言ってるんですよ、私は。ほかのことを言ってるんじゃないですよ。こういったことについての指示というものは出されているんですか。でないと、予算の積算の根拠というものがなし崩しになるというふうに私は思っているんですけども、ある面のものについては、当然25年度の決算を審査して、それのいいか悪いかということを見ながら、見据えながら次年度に、27年度に糧とするというのがその決算委員会の含意というかな、そういうために決算というのはあるわけですけども、そういったものも見定めながら、御自分が掲げたマニフェストの実現に向けて、それではこれはいつ出すのかということになろうと思うんですよね。言ってることわかりますか、非常に難しいんですけど、これ、これがね。ですから、早急に出さないと総合計画に入らないものが出てしまうんですよ、実は。ね。

もう一つ、先走って言わせていただけば、先ほど言ったように、12月のこの総合計画の成立を目指しているということなんですけども、議会で可決するか否決するかはまだわかりませんよね。私もその担当の、ね、特別委員会の一員ですから何とも言えないし、また、継続ということもあり得るわけですよね。その中で27年度から始まる総合計画を立案していくというのは非常に難しい判断だと思うんですけども、だからこそ、僕は一番初めにね、10月までに仕上げないとまずいぞ、まずいぞと言ってたんですね。現実にそういう時期になってしまいました。いかがお考えでしょう。そしてこの早急な指示というものを出されるということで、当然これが終わってから出すんですって先ほど言いましたけども、言われましたけども、既にこの件についてはもう指示を出してるぞ、予算の案分に入ってるぞというものがもしあればお伺いをしておきます。具体にありませんか。

○町長( 山梨崇仁君 )予算編成の、予算編成方針として大きく財政的な観点から各事業部にですね、考え方について指示をするのは10月末から11月の上旬になるというふうに考えております。しかし一方で、私のマニフェストであったりとか、どちらかというと細かな各事業ごとのですね、ものにつきましては、この時期に限らず、年度を通じてさまざま議論を重ねてきております。例えばですね、第一次産業の活性化についてということでは、南郷地区の活性化につきましても、これは大事な町での取り組み、商工会での取り組みについてはもう継続的に行うものだと認識をしておりますし、一方で第一次産業の農業分野においてはですね、来年度に向けて、例えば鳥獣の対策であったりとか、また現在JAの皆さんが葉山野菜の会というものを設けて、野菜の積極推進について議論を重ねておりますけれども、その支援についてもですね、産業振興課と議論を重ねながら、どのような形がいいのかということを常に議論を重ねております。また、来年度はこれは健康をテーマにしていきたいということをですね、全庁的に発信をしておりまして、対応する課につきましては何度か会議も重ねておりまして、まだまとまってはおりませんけれども、来年度予算に向けてこういった方向で、こういった具体を考えていこうということについて、既にもうその議論が始まっている状況だというふうにお考えいただければと思います。逆に私としましては、その11月の予算編成方針の時期までにですね、そういった個別・具体についてどこまでできるかを決定をしていく、その後、全体の財政の状況を見ながら、11月、12月、来年度の最終固めに臨んでいくような時期だというふうに考えております。

○5番( 笠原俊一君 )逆にね、総合計画というのは3年間の実施計画というので、総合計画にない事業はしないという大きな考え方を持ちながらやっていくということは、あとは財政的な裏打ちがきちっとあれば、実施計画3年間はそれを着実に守るんだということでいけば、逆にね、つくるときは大変だけれども、つくり上げてしまえばあとは、何ていうかな、山登りの8合目まで登ったというようなものも考えられるのかなと思うんですね。あとはそれをきちっと住民の皆さんにわかっていただくような報告だとか決算のやり方、これについては同僚議員がそういった方策、職員のやる気、あるいは住民にわかりやすくということをやられると思いますので、これは置いときますけども、そういうね、一回産みの苦しみに入っていると思いますんで、ぜひともよろしくお願いします。また、非常に総花的な発言、お答えでもありますので、できるだけ具体に町民に対してこれについては、ね、見てます。これについてはやっていただければと思います。こういうものもあります。もう3年間大事にとってありますから。私、これこういうのね、余り挙げて、あのときこう言ったじゃないかというのは余り好きじゃないんですけどね、好きじゃないのをあえてやるということは総合計画があるからなんですよ。総合計画が最上位のものに、この冊子が連動してきますから、あえて今の時期だから聞かせていただきます。12月の議会だとこれもう遅いんですよ、現実問題として。そういう観点であえて今大事な時期だということで言わせていただいています。

それでは、最後の部分がいろんな…失礼。5番目ですね。先ほど言いましたように、町長はね、最優先課題として、安全で安心な暮らしを守りますと、これもう本当に大事なことなんです。これがなければ町・市、どの行政体も狂ってきますからね。そのために町長は想定を超えた想定って、おもしろいこと書くなということで、想定を超えた想定というのはもう神様みたいな、先、先を読んでやってるということなんですけども。じゃあ、その想定を超えた想定で、もう対処がね、たしか急傾斜地崩壊、急傾斜地というのは葉山はかなりの数あるんですね。この今回広島市のこと特化してますから、ね、橋だとかいろんな、例えば道路形態、例えばいろんなこと言えば、言わせていただけばいっぱいあるんですよ。山の木が大きく生い茂ってきてますからね、大きな大雨降ればあちこちの道路封鎖になりますよ。御存じのとおり、この庁舎の脇の木も大きく育ってますね。人は大きく育てばいいんですけど、木は余り大きくなり過ぎると重くて倒れますね。ですから、それもあわせて想定をされているんですかね。安全のための想定を超える想定。先ほどの1番議員のことにもちょっと触れてきますけども、こういった葉山の町、ほとんどが山ですね。山の下には人家もない…余りすぐ山の下というのはないかもしれませんけども、風早のところは想定を超えた崖崩れがあって、前々か、教育長のお宅のところに崩れ込んだことありましたよね。あれも想定を超えることですよね。ですから、そういったことについてそういう御指示を既に出されて、どこが危ない、どこがどうだという、ね、想定されることを先んじていろいろな対処をされておりますか。各部署に、お伺いします。

○町長( 山梨崇仁君 )1回目の御答弁でも申し上げましたけども、避難勧告等判断基準、伝達マニュアルにつきまして、改めてその精査を行わなければならないというふうに考えております。また、今回の広島の土砂崩れに伴う災害ですけれども、あの災害のときの行政の課題としては、より早いタイミングで、それも深夜の避難勧告を迷ったという報道もありましたけども、深夜、確かにそれも逆に被害を広げる可能性もありますから、深夜になる前にですね、避難勧告を出すことができるのかできないのかについて、技術的なことも踏まえて精査をする必要があるというふうに現在は考えております。また、想定を超える想定ですけども、まさにあの被害もですね、想定を超えた想定をしなければならなかったということが奇しくも聞かれてございますので、町としては同じような大規模災害を起きた場合に、少なくとも人命が1つでも2つでも確実に助かるような取り組みをしっかりとしなければならないというふうに肝に銘じてまいりたいと思っております。

○5番( 笠原俊一君 )想定を超える想定ということで、もう首長になってからすぐ動いてればいろんなことがなかったのかななんていうこともあるかもしれません。それで、想定を超える想定ということですから、事前に危険というもの、すべての危険というかな、あらゆる住民の安全を守るための事前のこと、あるいは事後のこと、ね、両方合わせて指示を出されて検討をしていっていただきたい、これは要するに選挙公約のことからお願いをしております。非常に抽象的な発言で申しわけないんですけどね、具体にどこが危ないというのも、言うのもおかしなことですので。少しだけ先ほどどこが危ないぞということは言わせていただきました。大きな木が育っているところがいっぱいあります。

それで6番目、最後に入ってきますけど、これは非常に大事なことでありまして、先ほどの三浦半島サミットで観光についてサイクリングを利用して三浦半島の観光発展を願うというような施策というものもされておりました。そして、マニフェストの中の15ページには、公園、町有地の再編と資産運用で塩漬けの土地の積極活用を図りますということも書いてあります。あるいは、34ページ、35ページには葉山には里山・里海という自然財産があります。自然再生、自然と触れ合える町、私たちの宝を守っていきましょうとあります。また、お隣のページには産業…地域産業の…産業活性の根幹は人の流れ、一次産業の活性化で人の流れをつくる、地域の活性化を進めますということで書いてあります。ね。先ほども言いました。休日を葉山で過ごそう。あとは観光施策と農業・漁業・地場産業の育成。しかしながら、我々研究…有志の会で研究したメンバーが見るところ、農業・漁業、そして商工業、今度南郷地区のあるんですけども、10年間のものを見ていきますと、だんだんだんだん、だんだんだんだん減ってるんですよね、予算がね。ですから、どういうふうに考えられるのかなというのはクエスチョンです。

そしてもう一つには、先ほどの土地活用ということで、プラスアルファして言わせていただきますけども、葉山という土地は観光…結構、夜、食事に来られたり、グルメだとかあったりね。ただ、夏の海だとか駐車場が非常に少ないし、道が狭いんですよね。ましてや海岸通りというのは大型車、基本的には通行禁止ですよね。美術館に入るにも、例えば警察の進入許可を得てから入るということですから、道路形態がなってないんですよ、要するに観光としての。であれば、その道の狭さを逆転の発想でもってね、将来的には広げるのもよろしいかもしれませんけれども、逆転の発想でもって、郊外型、郊外に駐輪…車を置いていただいて、それでそこから徒歩、あるいは自転車、自転車は私は非常に好ましいと思うんですけども、そういった仕組みをつくってあげる。観光地あちこちと駅の前には大概貸し自転車屋さんってあるんですよ。かつて友人の自転車屋さん、逗子の方にね、観光の役をやってましたんで、観光地という、逗子・葉山観光地っていってもレンタル自転車屋さんがないじゃないのという話をしたことがある。乗り捨て型ができればね、非常にいろんなのと連動しながら。特に、余談になってしまいますんで戻りますけれども、葉山には、何ていうの、モータープール的なものが使おうと思えば南郷、大きなところね、そして長者ヶ崎の町有地、県に貸してられるんでしょうけれども。あるいは将来的な、つくる計画ができるまでの間だけでも、もとの役場、大型のところに駐車場として有料でね、ゲートだけつくってお金取ればいいんですから、24時間できるじゃないですか。真名瀬の芝崎の駐車場は機械化して、約1,000万でしょう、年間、入ってるのが。九百九十何万円、決算にはたしかそのように金額あったと思いますよね。お金のことだけじゃないんですけども、そうやって使い勝手をして、そこから、それを起点に自転車でもって町を歩いていただく。自転車で町を走れば、全部回っても1時間、2時間で楽しめるんじゃないですか。ほとんどの方が葉山の、マイカーで来られる方は葉山の通過の一つ、1点だけ見ながら、あと三浦の全体行かれるんじゃないかなというふうに思うんですね。葉山で滞在をしていただいて、ごみだけ落とすんじゃなくてお金を落としていただきたいとなると、ある程度滞在をしていただかなければいけない。葉山のね、夕方の景色というのはすごくいいんですよ、カメラマン、冬の特に空気が澄んでるところね。そういう方たちにも利用ができるように、あちこち、夕方、例えばさっき言いましたように、三ヶ下が夕方、5時じゃないかな、閉まってしまうのが。ちょっと時間、確認をしていませんので失礼いたしますけども、働いている方たちには働いている方たちの処遇というものがあるでしょうけども、その辺別のことで考えて、なるべく、ずっととめていかれて、治安だとか安全だとかそれ別の観点ですよ。なるべく葉山に危なくないような対応しながら見ていただく方策というのが、まさしく先ほど町長が言った、何ですか、サミットで観光のサイクリングによる発展というのにぴったり合うんじゃないですか。いかがでしょう。そういったためには大きな町の、今休んでいると言ったら失礼になるかもしれませんけども、そういう公園を具体もし言えれば、ここはできます、ここはできますと言っていただければありがたいんですけども、有料化、機械化というんですかね、そうさせて、駐車させて、そこから自転車でどうぞ見学してくださいというようなね。自転車積んで来られる人もいます、現実に。そして、商工会等を通じながら貸し自転車屋さんでもやってよとかね、こういう施策をすればまた次の発展につながるんじゃないですか。あそこの下には、28年度にはそのロードマーケットもできるんですよね。非常に有効な手だてだと思うんで、そういう、今、町のあいている町有地を利用しながら、そういったことを民にやらせる施策というものができるんじゃないでしょうか。いかがでしょう。

○町長( 山梨崇仁君 )駐車場についてですね、まず私の見解として、今感じてることについては、例えば森戸の海岸地域はかなり駐車場の数がふえたというふうに思っております。料金は大分お高いですけれども、大分ふえております。しかし一方で、一色地区はですね、御用邸を中心に、駐車場がありますけれども、全体的に多くない上に、料金も非常に高いということでですね、利用が進まない状況があるんじゃないかと、私の見解として持っているところであります。ですから、笠原議員も同じようにですね、町が使いやすい駐車場を提供してはどうかといった御指摘かと思うんですが、例えば旧役場や防災広場につきましては、現行では例えば旧役場はイベントの際の駐車場であったりとか、またはもちろん天皇陛下がいらっしゃる際のですね、警備関係の駐車も使っておりますし、いろいろな利用のされ方がしている現状がございます。また一方で、防災広場につきましても防災の拠点として防災訓練等に使ったりとか、もしくは台風などでですね、海岸に打ち寄せられた大きなごみなんかをあそこに一時保管場所として使っている状況もありまして、公共の空地としてその必要性がですね、どうしても迫られているというふうにも認識をしております。しかし一方で、私もマニフェストに書かせていただきましたようにですね、塩漬けにしておいているというふうな状況があってはいけませんので、一方で町として有益な土地の利用というものについても議論を重ねなければいけません。笠原議員が御指摘のとおりに、駐車場としてそこを拠点に活用していくということも一つの意見として十分重要な検討に値するものだというふうに思いますけれども、一方で地域のお住まいの方々にですね、有効に活用していただくための地域のための場として考えることも有効な考え方かというふうにも思います。まだまだ議論がまとまっていない段階で、今、意見をですね、さまざま集めさせていただいてるとこではありますけども、もうしばらくお時間をいただきながら、有効活用についての方向性をですね、お示しをして、改めてその中で皆さんと議論を交わしていきたいというふうに今は考えております。

○5番( 笠原俊一君 )機械化の、何ていう、ゲート式だとかね、これから検討してくということですからいいんですけども、先ほど、例えば警察だとかいろんなことがあったときに、旧役場のところはそういったことがあるとかね。でも、ゲートでしょう。一個一個のこう、タイヤをとめるということでなければ、そんなもの簡単なことじゃないですか、ね。そのときに、ゲートのときに、何ですか、切符みたいの払えばいいことですし、そのときにあけとけばいいことですから。ね。例えば南郷の公園についても、例えば町民の方には地域の方々にも利用してもらうということ、ちょっと発展して考えれば。じゃあテニスの、町民の有効利用ということであれば、よく買い物券で何時間無料、何百円以上買えばということもできるでしょう、今、機械というのは。ね。それで、床に…床にって、コンクリートにつくり上げる、タイヤをとめるような仕組みでなければ、どういう形だってできるじゃないですか。年間通してあいてるんだから。ね。いろいろ検討してみていただきたいなと思うんですけども、まず、やるということで何が問題かということで、発想というのはやらないということを前提としたらだめなんですよね。やるといって何が問題かということを解決する。ね。それは前にも言いませんでした。あ、これは違うわ。上杉鷹山のね、なせば成る、ならぬは人のなさぬなりけりということで、これは話が飛びますけども、ケネディが日本人の政治家で優秀な、大変すばらしい方がいるって言った、昔、僕が誰かの町長のときにそういう、一粒の火種ということで言った上杉鷹山の話です。

ですから、やるということで、これをやったら何が問題ができるかということは、これは町長が発信して、それでこういった理由で問題があるといったら問題解決していく。だから、ここに、公園や町有地の理由、資産運用、塩漬けの…有効活用ということね。これにはそのための方策としてまちづくり推進協議会を活用しますって。今、まちづくり推進協議会というのあるんですか。ないでしょう。私、知らない。いや、これはあなたが書いてるんですよ。だからそれだったら、そのための、さっき言ったような、商業も発展するし、町も発展するし、三方うまくなるような、余っている土地がずっとあるよ、これを何とかうまく活用して地元の商業だとか観光の発展のために寄与できないということを検討しろということを、だめであったらいいけども、まず検討させるという仕組みを庁内につくればいいじゃないですか。そのくらいのことはできるんじゃないですか。ね。それでもっていろんなマイナスが出た、やっぱりだめだ、このためにそういう検討のグループをちょっとつくるよと。さっき言ったように、ずっとやっぱり人を置いて有料で時間を決めてた芝崎のあれが24時間でしょう、今。ね。何かやるということになると違う角度が見えてくるんですよ。ですから、そういったことを言わせていただきました。ぜひともこういったことの検討で、あなたのつくったマニフェストを実行しながら、先に行政を進めてっていただきたい、これが最上位の計画の一つになるということも期待しながら思っています。

最後に、その総合計画についての意気込みと、新たな提案についてお答えをもう一度お願いしたいと思います。よろしくお願いします。

○町長( 山梨崇仁君 )意気込みということでお時間いただきましたので改めて申し上げますが、今回の総合計画の策定はですね、私が知る限り、従来になかった形式で、町民の皆様のアンケートから始まり、皆様の議論をいただきました。またその上で各課からのヒアリングを行い、まさに積み重ねてきた総合計画となっております。私もマニフェストについてはですね、その中に盛り込めるものについては盛り込んでいただきますし、できないといった結論については、それは私としてもおさめなきゃならないと、笠原議員御指摘のとおりだと認識をしてる中で、ボトムアップでのあり方、またトップダウンでのあり方の妥協点をともに見出しながらの総合計画になるというふうに考えてございます。また、議員の皆様にもそういった視点でですね、御理解いただきながら、これまで特別委員会を設置していただきまして議論を重ねてございますので、総合計画まとまる暁にはですね、町民と行政と議会が一体となってまとめられたものというふうに皆様から評価いただけるように、今後もしっかり努めていきたいと。また、その計画の実行について何よりもしっかりと取り組まなきゃならないと覚悟しているところでございます。ありがとうございました。

○5番( 笠原俊一君 )一番初めに言いましたように、今回の私の質問は山梨崇仁町長に向かって選挙公約の題材として挙げたものを中心に、私はこうなったら、こういったものをこうやって取り上げていったらいいよというサゼスチョン、アドバイスを含めながら質問をさせていただきました。また、途中の自転車政策等につきましても、町長としての動きの中で4市1町ですか、近隣の首長たちとの話し合いの題材としてこういう提言をさせていただいております。すべて私の発想のあるところではありません。それにアレンジメントして聞いていったわけであります。そういったことを十分に御考慮をいただきたいと思います。

更新日:2015年03月08日

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