「ZAIKEN」は2013年11月に発足した「葉山町議員有志による財政研究会」の略称です。
少子高齢化の進む葉山町が、将来の歳入減少を避けるのは非常に困難です。このような状況のなか、葉山町の将来像を描くため、すべての政策の基本となる「財政」の現状と課題をより深く把握することが重要と考える議員有志が集まり、葉山町の財政問題の調査と分析を始めました。
メンバーは横山すみ子を代表とし、荒井直彦、金崎ひさ、長塚かおる、待寺真司、笠原俊一。
会派を超えて集まった6名です。議会や個別の案件では、ときに意見がぶつかることもあります。しかし「葉山町の将来への想い」という、活動の根底にあるものは違いがありません。
調査、研究にとどまらず、2014年4月は「予算から見る葉山の将来」と題して、2014年度予算についての解説とZAIKENが議論した「10年後の葉山町」の展望をご紹介しました。これをたたき台としてZAIKENフォーラムや地域での勉強会を開催。住民のみなさまからのご意見をたくさんいただきました。人口減少時代の計画づくりこそ、住民参加型で進めることが重要なのです。
そして、町の将来像として議論を深めた活動の成果を「ZAIKENレポートVol.1」として発行いたしました。製本版のほか、ZAIKENのウェブサイトからはPDF形式で自由にダウンロードしてご覧いただけます。ぜひともご一読ください。
ZAIKEN ウェブサイト ➡ http://zaiken.hayama.today/
ZAIKENの活動が、早稲田大学マニフェスト研究所の「第9回マニフェスト大賞」で政策提言優秀賞を受賞しました。過去最大の応募2223件の中での受賞です。ZAIKENにご協力いただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。
しかし、ここまでの活動は、基礎段階。今後どのように展開し、町政に反映していくのか、次のステップは、すでに始まっているのです。