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  • 29年3月 一般質問 空き家対策について 親しまれる町図書館にむけて

更新日:2017年04月02日

議会活動

29年3月 一般質問
空き家対策について
親しまれる町図書館にむけて

12番 笠原俊一でございます。議長の許可を得ましたので、これより一般質問をさせていただきます。9番、10番議員、お2人から非常なプレッシャーをいただきまして、ちょっと震える思いでございますけれども、頑張って何とか質問をしていきたいなと、このように思っているところでございます。
 昨日、平成29年度予算が可決し、いよいよ4月から町長施政方針に沿う新年度の行政運営が行われることとなりました。特別委員会での指摘や、昨日の数々の賛成、反対の討論も参考としながら行政執行されていくことと思いますけれども、私は本年1月に会派の議員また同僚議員とともに、九州視察を行いましたので、ぜひとも今後の参考にしていただきたいと思い、質問を組み立てております。視察の初日の熊本では、地震の被災現場や震災後の行政対応や全国からの支援応援の対処の仕方、また、被災者みずから一時避難、仮設住宅入居までの活動実態など、行政職員と被災住民の代表、そして復興ボランティア活動のそれぞれの現場を訪ね、これが現実、これが真実というような話を聞くこともできました。2日目は佐賀県伊万里では、平成24年全国図書館アンケートでベストテン入りをし、平成27年日経新聞プラスワン特集で西日本1位と評価された伊万里図書館を視察させていただきました。杉原図書館長に話を伺い、平成7年7月新設に向け、当時はボランティアとして携わってこられた、現在は伊万里市議会議長を務めていられる盛泰子氏に館内を隅々まで御案内いただき、説明をいただきました。伊万里図書館の施設面や事業内容、また、図書館を支える市民グループの組織など、大変参考になりましたので、後ほど、この話を踏まえながら、教育長に質問をしていきたいと思います。3日目は、福岡県福津市津屋崎では、空き家活用に向けた取り組みについて視察をいたしましたので、きょうの質問は、1つ、空き家対策について、そして2番目として図書館運営について、これより質問をさせていただきます。
 まず、通告しておりますように、おおむねこのような組み立てでということで、空き家対策については1から3番まで、こういうことをまず聞きながら、葉山の町の空き家の現状等々も伺いながら質問をさせていただきますけども、施政方針の中には、別荘地としての取り組みというものがない。そして、町の考えていられる空き家、別荘地、別荘、こういったものはどういうような考えでいられるのか、まずお伺いをしていきたいなと、このように思っています。というのは、総合計画の中にも、この葉山の町というものについて触れてある箇所があります。これは、先ほど待寺議員からも、葉山というのは住宅と観光の町、住宅の町というお話が一つにありました。そして、総合計画の基本構想の中には、基本理念の中にね、葉山町は美しい海と緑、深い山々など豊かな自然に恵まれた町で、古くから避暑・避寒の地として知られ、多くの名士の別荘や居宅が設けられました。現在でも御用邸の存在や、美しい景観によって、静かで品のある落ち着いた町というイメージが定着している町ですと。まさしく、御用邸も見方によれば別荘、空き家とは言いませんけどね、別荘なんですね。ですから、葉山の町の景観だとか、いろんなものを醸し出してる部分には、一つには別荘というものの位置づけがあるんではなかろうかなと、私は考えたわけですね。その中で、空き家と別荘とは違いますけれども、この町の、その町長の姿勢の中では、この別荘地としての取り組みというものについては、今後どのようなお考えがお持ちなのか、まずお伺いをしたいと、このように思います。いかがでしょう。
○議長( 近藤昇一君 )答弁を行います。
○町長( 山梨崇仁君 )別荘に関する取り組みという御指摘だったと思うんですが、別荘を所有されてる方から多くいただく意見として、昨今、閣議決定したという報道もありましたが、民泊、要は別荘を従来で言う貸別荘として使うことについて御相談を受けることが多くございます。そういった活動につきましては、私としても、葉山町にですね、不特定多数の方が泊まりに来る状況というのは、何かできることであれば、規制といいますか、できないかといった思案をしていたところに民泊として事実上の解禁がされたためにですね、できることであれば、そういった別荘を貸し出す方がもしいらっしゃる際には、それなりのルール、葉山町の、特にごみのルールだったりとか、町の起こりなどをですね、歴史的な背景、そういったものをわかっていただけるような方に貸してもらえる方法はないだろうかということは詰めなければいけないというふうに思っております。現状でもそういった別荘をお持ちの方とですね、お話しする機会の中では、そういったお願いを私からもしてるところはあるんですけども、今後、さらに民泊等活性化する中では、何かしら形をとっていかなければいけないなというふうに強く懸念をしているところではあります。
○12番( 笠原俊一君 )私の質問の含意と町長のお答えになったの、ちょっとずれてるような、ずれがあるように思っているんですけども。まず、葉山の町というものの住宅、コミュニティーを結成していくためには、当然、その居住していただくことが非常に好ましい部分はあると思うんですけども、片や、葉山の町の過去の歴史を見ると、別荘としてもこの葉山の雰囲気を醸し出してきた、あるいは財政的にも葉山に貢献してきた、そして、いろんなファッション等文化だとかいうものも、御用邸に関係する政財界あるいは著名な方々がお住みになることによって、葉山の文化もつくっているんじゃないかなって私は一方で思いがあるんですね。ですから、町長がいつかは葉山にという意味合いの中は、居住していただくということが多分念頭にあるとは思うんですけども、すばらしい、東京、横浜、あるいは首都圏近郊でお住まいで、なおかつ週末には葉山人になるよというようなね、そういうすばらしい方々もある面で別荘族も葉山人の一員だというような、僕は大きな思いで、今これからの葉山をつくっていく意味で、非常に大事な要素ではないかという思いがまずあって、その別荘というものは、空き家の一部ではないんだという認識の中で、一緒になって取り組んでいく姿勢が大事なんじゃないかなという思いがあったんで、まず町長のこの別荘に対するお考えを伺っていくことが、まず空き家、ちょっと違う部分はありますけれども、そこから始めていくことが必要なのかなという質問の意味合いなんですね。ですから、そういった、葉山に、いつかは葉山に住みたい、でも実際には東京で住んでる、週末には葉山で暮らしたい、みんな友達になって一緒に過ごしたい、そういう方も葉山人として一緒になってやることも、私はいいんじゃないかなと思って、今、もう1回、認識を新たに町長と共通の認識の中で、この葉山のまちづくりのための根底の話をしているとこなんです。ですから、その別荘族のことについては、町長、もう1回いかがお考えでしょうか。
○町長( 山梨崇仁君 )失礼しました。先に、この後の質問もいただいておりますので、先に現実的なところのお話をすれば、最終的な要望はやはり、住んでいただきたいというところはございます。町をよく知り、そして町民税としてもですね、お支払いいただきたいというのが正直ございますけれども、笠原議員が御指摘のように、その別荘族の方々、かつて東京でお仕事をされて、別荘として避暑地して葉山が賑わったことが葉山の歴史的な背景ではありますので、そういった方々に改めて葉山を見直していただくことも、これは十分、大切な考え方だというふうには思います。別荘を排除するつもりは全くございませんで、そういった文化というものもあると聞いてございますから、葉山町の活性のためには、住んでいただく方が第一でありながらも、やはり別荘としてお持ちいただくということもですね、視野には十分入れなければいけないというふうに思っております。
○12番( 笠原俊一君 )大分、町長と私のあれが一致してきたところでございます。そして、この別荘というものが、現実にどのくらいの数が、世帯数とは言わないんでしょうけども、あるのか。そして、今自体の空き家というものがね、どのくらいあるのかというものを確認をしていきたいんですけども、町の3月号の広報には、町の2月1日現在の世帯数ということで、木古庭から長柄まで、その大字6つの中の合計の世帯が1万4,325世帯あるよと、そして、増減で19世帯が前月よりも減ってしまったよということが書かれてます。これでこの世帯のカウントの中には、空き家、別荘というものはまず含まれているんでしょうか。いかがでしょう。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )その数につきましては、含まれておりません。住民票を置いてらっしゃる方の世帯数でございます。
○12番( 笠原俊一君 )そして、先ほど今、含まれていないということで、家の数はあるけれども、家屋数はあるけれども世帯としてはカウントしてないと。ということは、今ここにある世帯、私は単純に1万4,325世帯あるっていうのは、家屋数がそれだけあるのかなと思ったんですけども、そうじゃないという理解でよろしいんですよね。そうしますと、今現在、先ほど待寺議員の質問もあったわけですけども、何ですか、管理不全、管理が行き届いてない空き家があるよというような話もあったんですけども、現実に把握されている別荘の数、マンションの1室というのも一つのカウントしていただいて、それと、いろんな理由で御家族がいなくなった空き家の数というものは、きょう現在…きょう現在っていうわけにいかないかもしれませんけども、把握していられたら教えていただきたいんですけども、いかがでしょう。それも、できましたらば、大字ごとでわかればいただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。
○政策財政部部長( 小山 誠君 )空き家対策の現況という部分では、27年度にですね、調査を行った際の、条件として水道メーターが6カ月以上閉栓となっているところからですね、調査を開始しまして、実際に推定空き家という建物の数については228軒ということで上がっております。先ほど、待寺議員の御質問にもありました、管理不全については44軒というような数値で実態調査の結果は上がっているとこです。厳密にですね、今、笠原議員が言われる、別荘地、別荘用の建物という部分はですね、厳密にはなかなか難しいかなと思います。強いてですね、固定資産税の課税の部分で、別荘用地として扱ってるんであればですね、税務課のほうで厳密にですね、字ごとに世帯を出すことは可能なのかなっていう思うんですが、今すぐに数字的な部分がですね、なかなか難しいかなっていうふうに思っているとこです。(私語あり)すいません、今、情報いただいたんですが、別荘っていう完璧に言えるかどうかわからないですが、税務課のほうのですね、家屋敷課税をしてる部分については211軒あるということで伺っております。字ごとにはちょっと出てないようですので、もし、その件であれば、後ほどまとめてですね、資料提出するなりということはできると思います。
○12番( 笠原俊一君 )今、確認なんですけども、今自体が字ごとのものは持ってないと。そして、おおむね空き家というものは228軒プラス4の…あ、228軒が空き家があるよという今お話でしたね。それで、別荘はおおむね211軒ではなかろうかという、今わかってる範囲で、そういうカウントですよね。というと、両方合わせて500軒ないということでよろしいんでしょうか。おおむねで結構ですけども。
○政策財政部部長( 小山 誠君 )今、笠原議員の御指摘だと、空き家のほうで私どものほうで実際把握してるのが228軒という、先ほど私も数字申し上げました。それと今、税務課のほうで把握している家屋敷課税をしてる件数221軒。これは多分ですね、私思うに重複している可能性もなきにしもあらずということで、足した数字が正しいとは思ってないんですね。別荘的な扱いとして使ってるかどうかっていう実態はわからないと思います。空き家となってるケースについても家屋敷課税でなってる可能性もなきにしもあらずということで…(私語あり)すいません、家屋敷課税については211軒の件数、訂正をさせていただきます。いずれにしましても、空き家の実態調査で、と家屋敷課税の調査と重なっている部分があろうかというふうに思っておるところでございます。
○12番( 笠原俊一君 )何でね、こういうことを聞いたかっていうと、これから質問を展開していくときに、津屋崎の話をこれからもっていきながら話をしていこうと思ったんですよね。我々が視察した津屋崎っていうところ、本当に長い時間かけて空き家対策、過疎対策に当たるような部分ですけども、これが、町長にも事前に書類をお渡しして、空き家活用応援団というものを設けながら、一時は塩田があったり北前船が通ってた時代、江戸の末期になるのかな、このときはすごく繁栄していた町なんですよ。それが集落600軒のうち1割強かな、いなくなってしまったということで、コミュニティーとしての存在が難しくなってきた現状を踏まえて、山口さんという方だったと思うんですけど、後でちゃんと話ししますけどね、方がまず、福津市のほうから依頼を受けて空き家対策にいろんなやっていって、それがボランティアというような形の支援の中で、若い人を取り入れながら、今、すごくコミュニティーをつくり上げていく、そしてユネスコですか、世界からもそういう現場を視察に来るというような過程を踏んでいるんですね。ですから、空き家対策というよりも過疎対策にもう付随している。それも、エリアが決まってるんですよ。一つのエリアですごく減ってしまったんで、そういう動きをしたということなんで、今、私が聞いて、初め何で地域ごとの空き家の数だとか別荘の数だとかね、それがわからないと全体的にばらばらで減ってるというんでは、コミュニティー、空き家を新しい若い方が住んでいただくということは、単に住んでいただくっていうんじゃなくて、コミュニティーを結成するために入ってきていただくような仕掛けをしているわけですよね。単に住んでもらうというよりも、まちづくり、子供を育てながら一緒になって地域をつくっていく、それがまちづくりの基本ですから、そういうことがないと、そのエリアの特定ができないと、そういう活動が非常にばらけてしまうと思ったわけです。ですから、集中的にどこがすごく空き家が多いのかな、そういう問題が大きいのかなということでね、今後、例えば老々世帯の家が1人欠け、1人は施設に入りということだと、そういう空き家がふえてくる現状もあるでしょうし、そういったコミュニティーの一部分で特にそういう空き家、あるいはそういうことが起きてくることも踏まえながら、今、質問を展開してこうと思ったんですけど、この町の中で、その現況すらわかっていないんであれば、そういう対策が非常に後手に回ると私は思うんですね。ですから、どこどこの辺がどのくらい空き家がなってしまったよと、それ非常に大切な調査だと私は思っているんですけども、いかがでしょう。
○政策財政部部長( 小山 誠君 )ちょっと十分なお答えになるかどうかわからないんですが、先ほど来申し上げている空き家の実態調査においては、228軒の町内にあるという部分では、その数字についてだけで申し上げると、各字ごとの軒数というのは出ております。それを申し上げたほうがよろしいのかどうなのか、あれなんですが、空き家のその字ごとの軒数は出ているということで御認識いただければというふうに思います。
○12番( 笠原俊一君 )今、字ごとにあるということですから、これから今年度、29年度ですか、町長が行われる空き家対策事業の中でそれを生かしていただければと思います。また後日でいいですから、できればこういう質問があったということで、議員のほうにも資料的なものが出るようになったら、なった時点で結構ですからいただければと、私は思います。
では、その前提を一応お話ししましたんで、話を少し展開をしていきます。先ほど、私が通告したようにね、この間、山梨県の山中湖のそばの別荘群に1泊してきましてね、そこはもう完全に別荘地なんですよ、別荘群ですから。そこには、防犯対策、環境対策もちゃんとしてますし、別荘族が住民というような位置づけも持ってますし、そういうような別荘地には別荘地なりの施策があるんですね。ですから、そういったことも前提にお話をしていきながらと思ったんですけども、葉山の町はそうじゃないみたいなんで、これはまた研究していただいて、別荘としてのいき方、こういう考え方もあるということで、別荘地には別荘地の考え方もあるということで、一つ言うだけ言っておきます。それで、施政方針の中で、町長のほうは不動産業者と連携して流通性を高めるということをこの施政方針の中に書いてあったんですけども、この流通性を高めるという意味合いはどういうことなのか、お話しいただければというふうに思うんですけども。
○町長( 山梨崇仁君 )空き家についての意見でございますけども、空き家には大きく分けて3つのグレードがあると勝手に考えてございます。1つは、皆さん御存知のとおり特定空き家と認定されてしまうような、要は廃墟と言われたり、地域の防犯・防災上ですね、ふさわしくないような状況の建物につきましては、これは行政が介入をして早急に対処しなければいけないものとしてですね、審議会の委員の皆様にも議論いただかなきゃいけない、やらなければいけないというものだというふうに思っております。それを一番、グレード1としますと、グレード2、3に関しましては、基本的にはマーケットに乗るか乗らないかだというふうに思っておりまして、グレードが一番いいものにつきましては、要は貸し出しをしても速やかに貸し手がつくようなもの、しかし、相続であったりとか、大家さんのですね、ちょっとした引っかかりによってマーケットの流通に乗らないものなどもございますので、そういったものについては、町が介入をして、先ほどの御提案いただいたようにですね、町の不動産、大事な不動産情報として不動産業界の皆さんにですね、そういった流通を図ってもらえるような協力をしてもらえないかということが議論できるんじゃないかと思っております。グレード2につきましては、それでも動かせない物件がございますので、そういったものにつきましては、直接町が大家さんとコミュニケーションをして、では、そういうグレードの低い特定空き家にならないように十分ケアをしてくださいということを、継続的に声をかけていく必要があるかと思っておりますので、そういった流通できるものにつきましては、速やかに人が住んでいただけるようなものとしてですね、例えば宣伝に載せてもらう、もしくはリノベーションかけて新たな価値を生んでもらう、そういったことを不動産業界と連携をして御提案そして実現、マッチングに結びつけていければいいなというふうに考えているところです。
○12番( 笠原俊一君 )わかりました。ということは、要は、不動産屋さんはそれが仕事ですから、持ち主の方と売買契約をしながら、それを新しい人に住んでもらうための、その間に入っていただくということですよね。非常にね、その津屋崎で問題になったやり方というのが、やっぱり、古民家の再生事業、もうこれお読みになったはずなんで、あれなんですけども、集落内600軒のうち1割が空き家になってしまった。空き家である理由というのが、家主の居住地を突きとめられない。かつて住んでいた方の荷物がそのまま残っている。長年空き家だったために、雨漏り等修理に大きな金額が必要となる。財産相続で兄弟等で共同所有になっている。定期借地についての知識がない。上記コーディネートする機関がない。こういうようなことが理由で空き家になっているということで、これをいい形でその持ち主の方と借りたいという人の橋渡しをしながら、営業ベースではないんですよね。わざわざ、家族が空き家になった家が、例えば津屋崎にあって、その兄弟っていうかファミリーの方が東京にあったら、そこまで訪ねて行って、そして仲人するような形で、その古民家、空いた家をその持ち主さんはお金にして払わないで直しますよ。そして、その新しい方はこういう方なんですよと紹介しながらね、この方だったらいいねっていうような仲人役を買って出た、その津屋崎ブランチっていうのがいい形でその新しい方を紹介してるんですね。その紹介に当たりまして、そのコンセプトっていうのは、その600軒あった町を復興させる。さっき言ったように、その町をただ単に不動産のあれと違って、コミュニティーを結成、つくるというコンセプトがあるんですよ。コミュニティーというのは、そこで子供が生まれ、そこで子供が育ちというような意味合いがありますから、当然、一緒になって、その地域のエリアを盛り立てとこうという空き家対策の対応なんですよね。ですから、非常にこれは学ぶものがあったなというふうに思って、なおかつ、そこに引っ越してこられた方が、そこでいろいろ仕事がすぐあるわけじゃないんですけども、もう1つの仕事で全部食べられるんじゃなくてね、3つぐらいの仕事を持ちながら、10万円ずつ稼げば3つ仕事やれば30万だから生活できるねとか、そういうような感覚でその町に生きて、子供育てて、そういうような取り組みまでサポートしながらやっているような現状を視察してきたんですね。空いた家を有効活用しながら、なおかつ手を入れて、そういう新しいコミュニティーをつくっていくということで、先ほど言ったように海外からそういった例を見に、国連の方たちも参考になったというようなことが書いてある。非常に空き家対策、これから人口が減っていく。どこの町でも問題なんですけども、この町の取り組みが注目されてるというのが、こういうふうに新聞にも載って、しおりにも書いてあるということで、ぜひ参考にしてもらいたいと思ったんですね。
 ただ、ちょっと違うのが、葉山の町の場合は単純なる空き家ということですから、これからのことなんで、これからもっと深刻になってくるとは思うんですけども、単なる業者というよりも、そういう津屋崎ブランチみたいな、若い方の活動をしながら、新たな葉山の町で生活ができる、仕事ができるというような取り組みまで含められると、新たな町に優秀な方々が住んでいただく要素というものができるんじゃないかなと思いました。これも参考に、ぜひともまたこの空き家対策の一つに取り入れて研究をしていただくことをお願いだけしておきます。非常に視察をした話を織りまぜながら話をしていって、なかなか理解をしていただけない部分もあると思いますけども、ぜひとも担当の職員の方々もそういった場所に行って、民間のそういう何ていうかな、サポート的な動きをされている動きをぜひとも見ていただき…学んでいただきたいと思います。では、これは空き家対策についてはちょっといろいろな面の葉山の町の調査が十分でないので、要望だけ、もう少しきちっと要望…調べることを要望しておきます。
 それでは、図書館運営について話を変えたいと思います。図書館というのは、やはりその町の文化の拠点の一つとして、非常に私は重要な位置づけを持っているというふうに理解をしているんですけども、まずそこら辺の見解、将来の図書館というものを踏まえたお考えを町長と教育長お2人にお伺いをしたいと思います。
○教育長( 﨤町和久君 )町文化の拠点ということは確かにそのとおりだと思います。それを図書館といいますか、あるいは図書館が果たさなければならない使命といいますか、それが持っている町文化振興の上での大きな意味だというふうに思います。当町の現在の図書館ですけれども、昭和56年に開館して約35年がたちますけれども、この間、一貫して、私なりに言葉を使わせていただきますと、図書館としての役割の正道といいますか、そういったものを果たしてきたのかなというふうに理解をしております。図書館法の第1章の総則第1条、第2条、第3条というところに、図書館の重要な役割が記されてございます。改めて読み上げることはいたしませんけれども、基本的に図書の収集、提供その他を通じて町民の文化・教養の振興に資することが目的であり、かつそれをいかに実現するか、あるいは充実させるかという流れの中で、図書館のサービスに関する規定というのもございます。当町の図書館の中では、基本的な目的に従って、さまざまなそういうサービスの提供もしてきたのかなと。例えばですね、さまざまな資料を充実させるために、他図書館との情報ネットワークの構築でありますとか、あるいは相互貸借でありますとか、あるいは十分ではないかもしれませんけど、相談業務の拡充ですとか、そういったことにも取り組んできた。そういった意味で図書館法が定める王道を果たす中で、一つの文化的な役割を担ってきたのかなというふうに現在のところ考えておりますし、今後も基本はその中でいくのかなというふうに思っています。ただ、それをいかにして実現するのかというようなことに関しては、まだまだいろいろな工夫の余地があるかなというふうには思っております。以上でございます。
○町長( 山梨崇仁君 )私からは若干概念的なことになるかもしれませんけども、図書館は町の集積場として、もちろん図書館としての本来の機能も大事ですけれども、そこに人が集まるということも大事な側面を持っていると思います。現状でも、本の種類としては雑誌、週刊誌等をですね、求める地域の方々が入ってすぐ左側のところにたくさん集っていることもございます。また、2階にはまちづくり協会として公民館機能も備えておりますけれども、葉山町の図書館としては非常に人が集まりやすい場所になっているというふうには今現状考えてございます。今後ますますその機能については充実させていきたいという気持ちでございます。
○12番( 笠原俊一君 )ありがとうございました。思っていた以上、もっと飛び出したいろいろな柔軟な御発言がお2人からあるかななんて期待をしていたんですけども、それなりの御発言だったかなと思います。総合計画の中にね、図書館の現状と課題とかね、ここに書いてありますよね。公共図書館は教育・文化・情報の活力であり、心の中に平和と精神的な幸福を育成するため、必須の機関です。ユネスコ公共図書館宣言、1995年。葉山図書館は昭和56年開館以来、落ち着いた雰囲気の中で本やメディアに親しみ、知識・知恵を習得する生涯学習の拠点として町民に愛されています。そして、蔵書の収集や運営に対する予算が限りある中で、利用者のニーズに応じ、資料の充実を図るとともに、皇室、堀口大學、海、地域資料などテーマに沿った資料の収集に努め、親しみのある図書館づくりを進めることが期待されます。このように書いてありまして、我々が視察をした図書館、これは視察の報告書の中で、これは同僚議員の横山さんが最後に書かれていたんですけれども、葉山の図書館の将来を考える際に、最も参考としたい図書館と出会えましたというコメントでくくってあるとおり、葉山の図書館に非常に参考になるよという示唆が大ベテランの議員からのコメントがあります。そして、この図書館の我々が行ったときに御案内をしていただいた方が今、伊万里市の議長をされている女性です。図書館の平成7年にでき上がったんですけれども、この図書館の運営に当たっては、図書館フレンズというボランティアの方々がいられて、3年余にわたっていろいろ協議を重ねながら、図書館づくりに入って、現図書館、もう20年たっているわけですけれども、非常にすばらしい図書館で、先ほど言ったように西日本ではナンバーワンだよと。これ、単に図書館の建物だけじゃないんですね。図書館活動のこともあるんですね。それで、これからもう図書館のことにはオーソリティーの鈴木議員の発言があるので、余り言ってしまわないようにしておくんですけれども、こういう家で読む「家読」というんですけども、これに対しても非常に優秀だということで、いただいています。これについてはとっておきます。
 それで、この運営自体が民間の方々と一緒になりながら行っている図書館運営、そして先ほども言ったように、民間のそういうボランティアの方々が年間で1,000円会費を集めながら、ボランティア活動として今現在会員数が三百何十人いると言ってましたね。いろんなことで図書館を大好きな方々がボランティア会員として約400名、28年5月現在で392名の方がボランティアとしてサポート活動をしています。この図書館、行ってみて一番わかるんですけれども、本当に子供たちから、お年寄りから、専門のものを読みたい方から、葉山の図書館がたしか15万ぐらいの蔵書なんですけれども、この図書館、何と36万。桁が違う、倍以上の蔵書数を持っているということで、本当に小さい子供さんから仕事につきたい、専門書を読みたい、そういったこともされていますし、そして開館の前から館内に入れて、新聞を読むこともできるんですね。ですから、葉山の図書館、一応9時オープンなんですけれども、そういった、その前から入れて新聞をお読みになるということが可能だというふうに私、聞いてないんですけれども、新聞なんて大体ね、朝早くから来て、早めに読んでしまうのが一般的なんですけれども、新聞をとらないような状況の方もいられる。その方たちが時間もあるということですと、そういうサービスもおもしろいかなというのが一つ。そして、ここの図書館については、先ほど言った図書館フレンズという方々が読み聞かせ、あるいは歌を歌いながら、図書館の振興にいろいろ役立てているというようなことも目を見張るようなことがありました。
 葉山の開館日数についても、そこそこ余り変わらないんですけれども、それについては教育長が開館の日数、あるいは時間延長、そういったことについては権限をお持ちだということですから、いろいろなことを加味していただいて、葉山の住民に合うような活動日数、時間数、開館日数あるいは開館時間というものを協議されたらいいのかなというふうにも思います。もちろん、祝日だとかそういったときには、逆にこの町でも葉山町もそうなんでしょうけども、入れかえしてやっていると思うんですけれども、旗日にもそういう時間のある、読みたい、そういうときしか時間がないという人たちのためにも、あけてある現状も含めますと、多分この町は、葉山の町よりも年間の開館日数が10日ぐらい多いのかなということですから、余り大差はないかもしれませんけども、そういうこともありました。
 そして、非常に年間の費用も、市ですから、5万6,000人ぐらいの町ですから…市ですから、サイズは違うんですけれども、図書館につぎ込むお金の桁もちょっと違うんですよね。ですから、そこら辺のことも非常に参考になったものですから、ぜひとも一回は教育委員会の教育長あるいは部長、見ていただきたいなと。先ほどのコメント、最高の葉山の図書館のためにも最高の施設だったよというコメントもありますし、私もすごいな、公設の図書館としてはすばらしいなと思ったんですね。今現在、そのお隣の武雄市では、ツタヤさんが入った、あるいはコーヒーを飲ませるスターバックスさんが入ったというようなところはあるんですけれども、またそれとは違った公共の施設ならではの取り組みということで、すばらしいと私は思っているんですけれども、まずこの伊万里の図書館について、見識というものがおありでしょうか。
○教育長( 﨤町和久君 )恥ずかしながら、余り見識というようなものはないんですけれども、たまたま議員のこの御質問要旨を拝見したときから、伊万里という文字が本当に頭の中にこびりついていまして、たまたまきのうの朝5時台のNHKニュースですね、ここで伊万里図書館の紹介をしておりました。拝見をいたしました。直接移動図書館の話でございますけれども、その前段階で市民ボランティアの方がそういった工夫も含めて活躍しておられる様子も紹介がありました。また、これ、いただいたもので恐縮ですけれども、図書館の館内風景が写っておりまして、この壁一面の周辺に、実はこれ、伊万里市歌だそうですね。何か演奏すると40分かかるという、とてつもない市歌だそうですけれども、これを張りめぐらす。こういったような市民のアイデンティティーというんでしょうかね、そういったものを高めるための工夫に関しても、そういった市民の皆様が参加したことの知恵が生きているのかなと、そんなふうに拝見をしたところでございます。一般論として、市民参加型というようなことに関しては、やはり時代が求めている大きな流れでもあるという認識もありますし、それがまた町全体の活性化にもつながるだろうということも当然のように思います。また、これは私の領分というよりは、町長のお考えを伺うのかもしれませんけれども、そういうふうに数多くの市民が参加して公共施設の活性化に大いに貢献するというあり方自体が、一種の協働のようなね、そういった側面もあると思いますので、そういったさまざまな面で十分研究・検討に値するような、そういう図書館なんだなというふうな思いで今、受けとめさせていただいているところでございます。実際に視察に行けるかどうかはわかりませんけれども、そんなふうな形で受けとめております。
○12番( 笠原俊一君 )非常にね、細かいところまで、かゆいところに手が届くようなね、本と本の間にちょっとした本をとって座って読めるとか、そういった椅子を置くとか、あるいは背の高さ、小さい子供でも手が届くように、一番高い本の高さ、145センチまでとかね、置いてあるところが小さい、手が届くようなところに置いてあるとか、もちろん伊万里というと窯元が、そういう窯元の町ですから、その窯を使った伊万里窯、登り窯を模したような小部屋があって、そこではひな壇状に、階段が椅子になれるような、小さいところなんですけれども、子供が、大人も20人ぐらい入れるような小さい蔵が、窯の中なんですけれども、下でライトをつけて読み聞かせ、あるいは紙芝居、あるいはお話しというものもできるし、天井を暗くすると星座が写って、星座の話もできる。本当にこぢんまりしたものなんですけれども、特色のあるつくりをしている。あるいは、フレンズの方々が週に何回か、町の郷土の歌だとか、そういったものを子供たちに聞かせるコーナー、そういったものもある。非常に専門の書を読みたい方々が、音が邪魔にならないような仕組みの部屋がある。そして、本を貸し出しするのは当たり前なんですけれども、2台の移動車も持っているんですけれども、その本を貸し出しするのは当たり前なんですけれども、壁にある絵画、これ、本物じゃないんですけどね、それも貸し出しができるんですね。そういったものの需要があるんですか。なかなか人気があるんですよと。本を貸し出すだけじゃないんですよね。絵画とか写真があって、例えば町でレストランをやっている方が、週に1回、月に1回は壁のそういう絵をかえるとお客さんの雰囲気が変わるので、お借りしたい。あるいは、息子、孫が久しぶりに訪ねてきたときに、前と違った絵を飾って、雰囲気をしたい。こういう方が借りていくんですよ。葉山の図書館では、そういったものの貸し出しはないですよね。いかがでしょう。
○教育部部長( 沼田茂昭君 )絵画について貸し出しは行っておりませんで、ただ、しおさい博物館と連携しまして、所蔵美術展のようなものは開催はしております。
○12番( 笠原俊一君 )先ほど言ったようにね、伊万里のコンセプトというか、図書館に寄せるコンセプトというのが非常に思い入れが違うなという思い。図書館がやっぱり、先ほど町のほうにもね、公共の図書館は教育・文化・情報の活力であり、心の中に平和と精神的な幸福を育成するための必須の機関ですってね。必須というのは、必ず必要なんですよという意味でしょ。それだけ強い第四次総合計画の中に書かれている。その中で、もっと未来に向けた子供たちが育てるような環境を、行政だけじゃなくて民間ボランティア、約400名のボランティアの方々もサポートしている仕組みをつくり出しているということがすばらしい。そういったことをぜひとも十二分に考えていただいて、今後のこともつくっていただきたい。もちろん、葉山の図書館というのは場所的にも狭い。伊万里とは桁違いに、広さの要件もありますから難しい面もあると思うんですけれども、その図書館にかける思い入れというものは変わらないと思うんですよね。そして、その図書館で葉山の人間、子供たちが育っていくということも、教育委員会だけじゃなくてね、葉山にいつかは住みたいということの要素にもなりますし、図書館がすごくすばらしいから引っ越してこようというような人もいるかもしれない。やっぱり時間をだんだん高齢化になってきて、時間のある方というのがどこか葉山の中でゆとりがあって、そんなにお金を使わないで、楽しめて、自分の教養というものを満たす、欲求を満たすということは、満足をね、与えてくれる施設というのが、だんだんそういう絵だとかそういう本だとか、芸術等含めてそういうものになってくるのかなという余暇の活動、そういったものもね、非常に大切なものだと思うんですけども、町長、いかがでしょう。あわせて伊万里も行ってきませんか。
○町長( 山梨崇仁君 )本年度はですね、視察に行く予算をとってはないんですけれども、いただいた御提案について、教育長ともお話をしまして、図書館について議論する機会としても今後大事な時期を迎えますので、候補の一つとしてですね、今後ほかの視察先も予算がたくさんかかるようなところありますので、行きたいところたくさんありますけれども、一つの候補としてですね、ぜひ検討させていただきたいなと思っております。
○12番( 笠原俊一君 )1泊でもね、行こうと思えば今、図書館はたしか伊万里の図書館、日曜日休みじゃないはずなんで、土曜日・日曜日かけて、自分のお金でぴゅっと行けば、今、大した金額じゃないですから、行って帰ってくれば1日見れるわけですよ。日本全国、今、日帰り、あるいは1泊で行ける時代ですから、いいものは議員がいいんだ、行ってこいと言ってるんだから、大いばりで自分のお金で行ってくださいよ。勉強になるんだから。と思います。
 以上、いろいろ言いましたけども、ぜひとも29年度の役に立てていただきたいということで、私のほうはそういう意味合いで今回質問してますので、私がお願いした、見てほしいということですから、ぜひともそういった経験を踏んでください。町長、行けなかったら幹部の職員でも結構です。ぜひともベストテン、あるいは西日本ナンバーワンの施設を見ていただきたい。また、できれば先ほどの津屋崎というものの空き家対策についても、研究してきたものを発表しましたのでね、ぜひとも現場を見ていただきたい。そしてそういったことが一つの勉強になって、住民の運動もきっかけづくりができるんじゃないかな。私は期待しています。以上で終わります。ありがとうございました。

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